ホテル・旅館業の現状と課題

ホテル・旅館業の現状

コロナを経て、ワーケーションや、ホテルや旅館でゆったりとひとときを楽しむ新たな旅のスタイルが広がりました。

滞在時間の長期化により、おもてなしや過ごしやすさなど館内での体験が以前にも増して重視されてきています。

一方で、ホテル・旅館業では、人手不足・人件費抑制とおもてなしのバランスに課題を抱えている企業が多いのが現状です。

また入国制限緩和と円安によって、海外からの外国人観光客も回復しつつあり、言語対応やキャッシュレス対応も急がれています。

ホテル・旅館業のキャッシュレス対応状況

2019年6月の日本政策金融公庫のキャッシュレス決済の対応に関する調査によると、ホテル・旅館業キャッシュレス決済に対応している企業は80%を超えており、他業界と比較し導入が進んでいます。

ただし、クレジットカードのみ対応の施設が多く、アプリ決済や電子マネーなどの対応はこれからの課題となるでしょう。

ホテル・旅館がキャッシュレス決済を導入する理由は、「利用客からの需要がある」「新規客の開拓が見込める」「売り上げの増加が見込める」など。

一方で、キャッシュレス決済を導入しない理由としては「決済手数料等の経費負担の増加」「新たな機器の導入に抵抗がある」が過半数を占めており、利用料金や導入のハードルの高さが障壁となっていることが窺えます。

OrderPay QRオーダーのご紹介

オーダーペイは、このような人手不足や施設運用の効率化、キャッシュレス対応、外国人客への言語対応などのお悩みを抱えている宿泊事業者様をサポートし、これらの課題解決に一緒に取り組みます。

OrderPayのQRオーダーは、お客様のスマホが注文&決済端末となるモバイルオーダーシステム。

お客様がご自身のスマートフォンで専用のQRコードを読み込むと、スマホにメニューが表示され、注文ができる仕組みです。

メニューはお客様に合った言語で表示することができ、お支払いまで完結します。

事業者様はあらかじめ施設情報や商品・プラン情報を登録し、印字したQRコードを設置しておくだけ。

注文も決済もお客様のスマホで完結するため、事業者様側で端末の用意は必要ありません。

お客様の注文内容は、管理画面からリアルタイムでご確認いただけます。

オーダーペイでできること

1. サービス利用フローの改善

   お客様のメリット

   ルームサービスや館内施設の利用時に、フロントへ電話をかけて予約・注文する必要がなくなり、お客様自身のタイミングで注文ができます。

   ホテル・旅館のメリット

   フロント業務の削減につながります。

   また、利用フローを変えることで、いままで取りこぼしていた需要を取り込むことができ、売上UPにつながる可能性があります。

2. キャッシュレス対応

   お客様のメリット

   現金を持ち歩く必要がなく、気兼ねなく買い物などができるようになります。特に外国人観光客にとっては両替の手間や手数料を削減でき、非常にメリットが大きいです。

   ホテル・旅館のメリット

   外国人観光客に選ばれやすくなり、集客効果が見込めます。

   また、現金管理が減ることで、売上収支合わせやレジ締め作業、釣り銭補充などの業務が削減できるほか、盗難などのリスク削減にもつながります。

3. マルチ言語対応

   お客様のメリット

   デジタルメニューとすることで、お客様ひとりひとりに合った言語でサービスやメニューの内容を確認し、予約や注文ができます。

   ホテル・旅館のメリット

   外国語用のメニューを作成したり、電話対応可能なスタッフを用意する必要がなくなり、業務効率化・人件費削減につながります。

宿泊施設での利用シーン

• レストランやバーでの注文受付・支払い
• 売店、お土産コーナーのレジ
• マッサージやスパの利用予約・支払い
• カラオケや卓球コーナー、貸切温泉などの館内施設の利用予約・支払い
• ルームサービスの注文受付・支払い

まとめ

滞在時間の長期化、体験の重視、海外旅行客の復活など取り巻く環境に大きな変化が起きているホテル・旅館業界。

セルフ化、キャッシュレス化することで、運営オペレーションの効率化、省人化を進めることができます。

すでに予約のデジタル化を進めている企業は多いと思いますが、今一度、館内環境も含めて、施設を見直してみませんか？